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「原糸の糸繰り」―>「合糸」―>「撚糸」―>「綛揚げ」(カセアゲ)という順序で行われ、「撚り」の方向は、右撚り(S撚り)と左撚り(Z撚り)があります。
太い糸を作る為には、原糸を何本も合わせて撚ります。
「撚り方向、撚り方、撚り回数」の組み合わせで絹糸の表情が異なり、用途も変わってきます。
例として、全く撚りの無い糸で織られた「羽二重」、約1000回/㍍以下撚りをかけた強撚糸で織り上げると「縮緬」という全く異なった風合いとなります。