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c) 駒撚り:
双撚りと撚り方は同じでも、撚度(撚りの回数)がきつい撚糸。摩擦には強いが光沢が少ない。

d) 飾り撚り(意匠撚り):芯にある糸を包むように右撚りと左撚りをかけてある撚糸
糸の撚り回数は、1メートル間の回数で表示します。

・甘撚り  約300回/b以下
・普通撚り 約300回/b以下〜約1000回/b以下
・強撚り  約1000回/b以下


上記の様に大きく分類します。
この「撚り方向、撚り方、撚り回数」の組み合わせで絹糸の表情が異なり、用途も変わってきます。例として、全く撚りの無い糸で織られた「羽二重」、約1000回/b以下撚りをかけた強撚糸で織り上げると「縮緬」という全く異なった風合いとなります。