戻る 次へ


・塩化アルミニウム
水溶性の無色の結晶で、「煮染め」に使用します。
3)銅媒染剤 
・銅媒染剤 
後媒染に使用します。染料によって違いが有り、主に暗めの落ち着いた色になります。(緑色の染めには効果的です。)以前は、宝石の孔雀石(マラカイト)を酢に溶かしていました。


植   物
  アケビ・柿・玉葱 黄  茶
  ミズキ・柘榴・藤 金  茶
  欅・桜 赤  色
  椋木 鶯  色
  葛・ススキ 裏葉色
  棗・柊南天 黄  色

4)アルカリ媒染剤
植物染色は、木灰・藁灰・草木灰・消石灰・重曹 等のアルカリ媒染を主に使用します。
・木 灰(PH11程度)
木灰や灰汁の酸化アルミニウム・ケイ酸 等が、色素成分と化学結合する事で色を鮮明にし、安定させます。また、灰や灰汁の種類や使用量 等を調整する事で、 同じ系列の色を出す事が出来ます。また、綿や麻などの繊維を白く精錬し、染色しやすくする効果があります。作り方は、カマドや火鉢などの灰や庭木などの剪 定した枝葉を良く燃やし、白灰にし、水に入れて良く撹拌し、一晩以上置いた上澄み液を使用します。