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「北陸地方」
富山県東砺波郡城端町、石川県小松市、加賀市、河北郡、福井県福井市、大野市などで、合繊(長繊維)や絹の撚糸、かさ高加工糸
*石川県
絹ねん糸、 人絹ねん糸、 合繊長繊維ねん糸、 かさ高加工糸
*福井県
綿ねん糸、 絹ねん糸、 人絹ねん糸、スフねん糸、合繊長繊維ねん糸、合繊短繊維ねん糸、意匠ねん糸、かさ高加工糸 その他

「中部地方」
愛知県一宮市・岐阜県岐阜市・三重県三重郡川越町などで、ウール・合繊(短繊維)の撚糸を生産しています。愛知県の撚糸業は、一宮市と江南市を中心とする尾州地区に大半が集中しています。尾州産地は、遠くは奈良時代から麻織物や絹織物で栄え、絹・綿織物を生産する「きもの」産地として発展してきました。明治以降は、着物から洋装に移りますが、尾州産地は国最大の産地として栄え、撚糸業も発展して行きます。戦後は、衣料・インテリア等の需要の多様化と高級化で生産が拡大し、近代的設備と新技術の導入により屈指の業界となっています。
*愛知県
綿ねん糸、毛ねん糸、麻ねん糸、人絹ねん糸、合繊長繊維ねん糸、合繊短繊維ねん糸、意匠ねん糸 が主流
*岐阜県西部
綿ねん糸、毛ねん糸、スフねん糸、合繊長繊維ねん糸、合繊短繊維ねん糸、意匠ねん糸、かさ高加工糸が主流で、衣料関係(ニット)、資材関係(織物用)、意匠撚糸を生産

「近畿地方」
京都市と丹後地方で絹撚糸、滋賀県高島市新旭町・大阪府大阪市・兵庫県西脇市などで綿や合繊(短繊維)の撚糸を生産。
*京都府
麻ねん糸、絹ねん糸、人絹ねん糸、合繊長繊維ねん糸、意匠ねん糸、かさ高加工糸が主流で西陣織(帯地・着尺・ネクタイ・金襴等)、丹後ちりめん、縫糸、金銀糸を生産