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4)アジア綿(レバント綿) ゴシピウム属 ヘルバケウム綿 
南部アフリカとアラビア半島に自生し、シロバナ綿とも呼ばれています。現在は、ほとんど商業栽培されていません。

以下wikipediaより抜粋
ヘルバケウム綿
レバント綿とも呼ばれ、多年生低木の野生種で、サハラ砂漠以南のアフリカとアラビア半島の半乾燥地域に自生する綿の種(短繊維棉)です。ヘルバケウム綿は、 エジプトに導入される前にインドに伝播し、インドからアレクサンドロス3世の東方遠征のルートに沿って伝播したと言われ、地中海沿岸からアフリカ北部にまで 分布しました。 5)タンギス綿 19世紀のペルーでは、砂糖と綿が重要な農産物でした。1901年にペルーで「綿立枯れ病」が流行し、綿花生産が打撃をうけました。ペルー中に蔓延したこの病 害は、菌が根から入り込み完全に枯らしてしまいました。ペルー在住のプエルトリコ出身の農家フェルミン・タンギスは、この病害に強いワタ属の種を求め、実験 を繰り返し、10年間の試行錯誤を経て種を開発しました。そして、長く太い繊維(長繊維綿・29mm~33mm)で水が少なくても育つ優秀な種を開発しました。また、菌疫 病蔓延前は年1回だけの栽培でしたが年6回栽培可能になりました。しかし、1960年代後半から始まった農地改革(ペルー革命)をきっかけにペルー綿全体の生産が減 少をはじめ、現在も停滞したままです。しかし、ピマ綿やタンギス綿以外に、産出量が極端に少ないがワイルドコットンである茶綿のアスペロ綿が栽培され、サチャ グリーン・プロジェクトの支援を受けた取組がなされています。