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竹筬の製作過程についての詳細説明

7)上引き
鯨尺2分マスに24枚分入る厚さ(約0.315mm)に身の方を引く。(千二の筬の羽の時)
筬羽の厚みが非常に薄いものは、もう1度身の方を仕上げ引きする。

鯨尺2分マス入り本数の目安
筬の品名 荒引き 二番引き 皮取り 上引き 上引き仕上げ
五○
六○
七○
八○
九○ 14 18
千○ 14 20
千○八十 14 22
千百二十 14 23(固く)
千二 14 24
千三 10 16 26
千四 10 16 28
千五 11 14 24 30
千六 11 14 24 32
千八 11 14 24 36

8)羽揃え
筬に必要な羽の枚数を揃える。

揃え方
①上引きした羽を半日ほど陰干しする。
(羽切りする時ほんの少し湿り気があるほうがよい)
②両方の手のひらに筬羽の端を持ち、やさしくゆすって身と皮の方向を揃える。
(身のほうが上に揃う)
③左手で裏表そろった羽を持ち、右端を膝に当て、右手の親指と人差し指で摘み上げるようにして並べる。
(竹を少したわませながらすると並べやすい)
④左手に並べた筬の羽を皮の方が見えるように持ち、扇のように広げ、羽の汚れ・割れなど不良なものを抜く。 ⑤羽切りの筬の必要枚数を数え(5枚づつ)、糸で括っておく。(千二の筬=78枚)
括り方は、羽切りした後の括り方と同じ。


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