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削り方 ①竹の長さの手前から4割ほどの位置で、皮を上にして、二つ割りした方でない古い面を刃のほうに斜めに入れ、押さえの棒で押さえながら引き始める。 ②すぐに竹が台に着き幅が決まるので、幅揃えの金棒とガイドの金棒に竹を添わせて引く。 ③ひっくり返し残りを引く。(皮が下になる) 引き終わった竹は、もう方向は気にしなくてもよい。
5)二番引き 筬の基本。鯨尺2分マスに9枚分入る厚さ(約0.84mm)に身の方を削る。 皮をとると七〇の筬になる。(厚みのムラがないように引く) 竹の両端・真中の厚み、幅の両側の厚みを揃える。 (竹を引き出す角度によって竹の両端と真中の厚みが違ってくるので注意する。また、竹の皮が、金板に当たる位置が幅の中央にくるように銑の刃を調整する。) 500~600枚引いたら刃をずらす。 6)皮取り 皮のほうを鯨尺2分マスに14枚分入る厚さ(約0.54mm)に引く。 正直台の刃を身を引くときより少し立てる。(あてばを荒引き1枚分くらい厚くする) |