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日本竹筬技術保存研究会の歩み

今後、社会的に貢献できる団体として期待されていることから、竹筬技術の伝承と後継者育成に一層の努力と研修を行い、竹筬復活を目指して参ります。また、竹筬の頒布に関しては一番重要な課題ですが、その一歩手前の試作竹筬での結果を集約して頒布に繋げたいと思っております。 
 平成14年 竹筬生産地の聞き取り調査や文献資料の収集を開始。
 平成15年  岐阜県瑞穂市祖父江にて研究会を実施。7月に「日本竹筬技術保存研究会」結成。竹筬羽製造工程の研修課程を記録。 
 平成17年  仕上げ工程〜筬編み行程を記録。琉球絣組合の協力で竹筬研究会の活動報告会を実施。 
 平成18年  沖縄本島の各織物産地にて竹筬の調査、織り手との意見交流を行い、試作竹筬の使用試験を依頼。 
 平成19年  宮古・石垣島の織物産地、久米島絣産地で竹筬の調査。大分県日田市にて竹材の実地調査。 
 平成20年 9月に旧日本竹筬工業(株)の竹筬制作技術と研究会員の記録から「竹筬作り覚書 〜竹筬制作の手引き〜 」を発行。 
 平成21年  3月に第1回目の「試作竹筬と織布展」を開催。平成29年で14回目となる。 
 平成29年  10月に「竹筬制作」の保存団体に認定される。これによって補助金の増額が認められる。