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棉の話_3

ロシア特命全権公使 榎本武揚が繊維を採るノウハウを伝えました。機械を模造し北海道第一号リネン 「カイトウメン(海島綿 sea island cotton)」 染色体数2n=52(ゲノム構成A2A2D2D2。低木性で綿毛長5〜7cmのペルーワタ(G.barbadense Peruvian cotton)とアジアワタの雑種を起源 とする複二倍体。南米で生まれた。高温多湿の海洋性気候に適し、南米では多年生で5〜6mになるが、多くは高さ1〜3mとなり一年生。 花冠は黄色で、時に淡紫色を帯びて中心部は暗色。果実は長さ3〜4m、先端がやや尖り、表面に腺がある。各室に5〜8粒の種子。 綿毛長は3.8〜5.0cm、繊維は細く、100〜140番手の糸が紡げる。ナイル領域と北米西部で栽培されえるエジプトワタ(Egyptian cotton)もこの系統。


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