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杏子色         乾燥球果 / チタン媒染
鈍色(にびいろ)    乾燥球果 / 鉄媒染
黒褐色         乾燥球果 / 鉄媒染(鉄漿おはぐろ)
水戸黒         藍染+乾燥球果 / 鉄媒染

*楊梅(やまもも)
奈良時代から、黄褐色の色を染色する染料で、楊梅色は茶色の色名よりも古くから用いられていました。そして、楊梅はタンニンが主成分で、媒染剤にミョウバンを使用した場合「黄色」・鉄塩では「こげ茶」 に染色出来ます。また、楊梅の樹皮を乾燥させたものを「楊梅皮(ももかわ)」、樹皮は「渋木」と呼び、黄色系の染料として使用します。(樹皮は、古くから塩水に耐える染料として魚網を染めていました。)




よ行

*蓬(よもぎ)
北海道を除く日本全国で採取できる多年草で、春の新緑で染色すると萌黄色になり、秋はベージュ・鉄媒染を行う事で老竹色に染色出来ます。また、植物繊維を染める場合には豆汁 等で下染めをし、先媒染法に よるアルミ媒染の後に何度も繰り返して染めていきます。
蓬色        葉・茎 / 銅媒染
海松色(みるいろ)   葉・茎 / 鉄媒染
淡黄(たんこう)    葉・茎 / アルミ媒染
萱草色(かんぞういろ) 葉・茎 / チタン媒染