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防染法と直接法
1) 防染法
布に防染糊で模様を描いた上で、染液に浸す事で糊の部分を白く残す染め方です。(のり染め・友禅・型染め・筒描き・注染など)

・絞り染め
布の一部を、糸で括った、板で締めつける事などで部分的に染液が染み込まない様にします。
例:鹿子絞りや有松絞り 等があります。

・ろう染め
臈纈 (ろうけち) 染めとも言い、木ろう・パラフィンで布に模様を描き、部分的に圧迫しヒビを入れ、染液につけます。奈良時代に中国から伝えられました。

・手糊置きによる染(筒描染)
1枚もの製品・暖簾・旗・神社のぼり 等に使用されます。

・型糊置きによる染色
藍染袢天・硫化染製品・風呂敷 等に使用されます。手糊では描けない模様の製品に使用されます。

2)直接法
防染材を使わずに直接布に染料や顔料を付け、模様を染めます。捺染・プリント・ステンシル・手描友禅・インクジェット 等に使用されます。