戻る



栗 虫 織(くりむしおり)
昭和44年から山県県米沢で作られています。経糸に玉糸、緯糸に栗虫の作る栗綿と蚕から取った混紡糸を使用します。

注:栗虫
栗の葉を食べて繭を作る栗虫から採れる糸です。栗繭の「フシの風合い」が特徴です。
栗虫は野蚕で胡桃(くるみ)樟(くす)の葉を食べて育ちます。家蚕の真綿と混ぜて糸を紡ぐ事で、染めると染まり方が異なるので味わいが出ます。

摩耶ぜんまい紬
山形県と新潟県との県境の山間部にある周川で昭和48年から織られています。摩耶山麓で採れる「ぜんまい綿」に真綿を混ぜたものが使われています。