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「櫛押し」
櫛押しは、約1200本の糸を幅20cmの枠に整然と並べ、その上から染料をつけた櫛形の板を押しつけて絣糸を染める方法です。型紙捺染した糸につ けた耳印を手で合わせて(耳合わせ)絣の柄を織っていきます。
「ほぐし」
銘仙で使用します。糸をざっくりと織り、布地の状態にしてから型紙で柄を染め、ほぐしながら織ります。最初はざっくり織り、正式に織るとき はきっちり織ることで生じるズレが絣になります。
「ブロック捺染」
凸版捺染ともいいます。模様を浮き彫りにした版木に、捺染糊をつけて布地に印捺する方法です。経糸を幅と密度を織り上げた時と同じように巻 き取り、巻き取った糸をロール型の表面に柄を彫った板の間を通して染 めていきます。1色1ロールで、ロールを増やせば色数を増やすことが 出来ます。ただし、経糸しか染められず経絣になります。