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証紙の種類について
金証紙 - 経糸・緯糸ともに本絹を使用。かつての銀証紙。
緑証紙 - 経糸が本絹、緯糸が本絹以外の絹糸を使用。
紫証紙 - 経糸・緯糸ともに本絹以外の絹糸を使用。
青証紙 - 天然繊維・化学繊維・合成繊維など、絹以外の繊維を使用。

ー歴史ー
鎌倉時代の1241年に円爾(弁円)と共に宋から帰国した博多商人の満田弥三右衛門(1202年-1282年)が持ち帰った唐織の技術が博多織の始まりとなる。弥三右衛門はこれを「広東織」と称し、この技法を家伝とした。独鈷と華皿の図 案化は弁円のアドバイスによるものと伝えられる。弥三右衛門は織物技術のほか素麺や麝香丸などの製法も習得し、これらは人々に教えたと言われている。