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日時:2018年3月28日(木)
場所:川越 
参加した会員:西尾充代・小倉・漢人・野村
川越唐桟手織りの会
    「平成の川越唐桟」展
三月二八日木曜日、西尾充代・小倉・漢人・野村の四人で、川越唐桟手織りの会「平成の川越唐桟」展へ参りました。 午前十一時頃川越市立美術館に着きました。試織を依頼しています唐仁原様・山田様・井口様の作品をはじめ、会員個人の作品・「縞帳」制作用に会員みなさまで織られました反物がずらりと並んでいました。 「縞帳」用の反物はさわってもよろしいとのことで、同番手・同密度の織り物でも染色や織る人によって微妙に感触が違うことを初めて体験することができました。唐桟についてのお話しをじっくりと伺いました。 個人のお方だけでなく、会のどなたにでも織っていただけますよう川越唐桟手織りの会に試織依頼をいたしました。お話しがつきなく、時計が午後四時を過ぎていましたのであわてて帰路につきました。

報告者 野村千春

川越唐桟三十周年記念作品展を、見せてもらいました。川越唐桟は、糸2本ずつ通し、引き揃えを生み出し、木綿とは思えない滑らかな手触りを、再現されていました。私はX機(折り畳み式の機)を知 りませんでしたので、無理をお願いして、機を見せてもらいました。ロープの結び方、クレモナの撚りの戻し先を差し込む、ロープの巻き方も何回も巻きつける。私には、珍しかったです。産地ごとに機の使い方 も違いがあることを知りました。体験者用は金筬が使われていました。皆さんは竹筬でした。私も竹筬作りを頑張りたいです。

報告者 西尾充代
新人会員の感想
新会員として、下村会長の息子さんが入会しました。早速会長にこき 使われて?会長が機械で割った竹を、機械でへぐ仕事を主に担当してくれています。また、すでに新会員ではないのですが、第一合成の宮垣さんも本格的に竹筬研究会会員になって、マコ作りに励んでいます。  今回はこの二人に原稿を書いてもらいました。
下村 祐輝
私が日本竹筬技術保存研究会に入会した理由は、父親が会長であるという単純な理由ですが、入会したからには何もしないのではなく、微力ながら竹筬製作の技術を未来へ残す手助けをしていきたいと考えています。 そのためには、「竹筬」というものがどのようなものであるか、なぜ一度「竹筬」製作が途絶えたのかを学んで理解した上で、「竹筬」制作の技術を伝承していく最善の方法を模索しなければならないと思っています。 知識、経験ともに未熟ではありますが、日本竹筬技術保存研究会の活動に微力ながら協力していきたいと思っています。

宮垣正樹
入会させていただいて1年が過ぎました。会社では新規開発の部署で勤務をしており、色々と竹筬研究会に貢献できるのではと思っておりました。しかし、日々の業務が土曜日までかかる事が多く、毎月2回の出席が 不可能な状態が続いています。、なかなか進歩しませんが、今後ともご指導のほどよろしくお願い致します。