戻る 次へ


2)絹織物1反(680g)作るには、生糸900g・繭で4.9Kg・蚕で約2700頭・桑葉が98Kg必要です。
3)天然繊維の中で、一番の張力と強さを持ち、糸重の11%の水分を保持する能力があります。
4)絹繊維(繭糸)の断面は、半楕円形(または三角形)をしており、これが乱反射して優美な光沢を放ちます。その側面を見ると所々に節があり、化学繊維のように均一な 性状ではありません。繭は網目状になっており、その交差しているところは「セリシン」という硬タンパク質によって固着しています。 セリシンを取り除くとフィブロイン (繊維素)が現れ比較的滑らかになります。
「絹の特徴」
1)美しい光沢 ・・・ シルクの繊維断面は三角形のため光を反射するとプリズムのように光を反射する。
2)しなやかでドレープ性が高い ・・・ 繊維が細いため、肌触りがとても良い。
3)夏涼しくて、冬暖かい ・・・ 繊維と繊維の間に空気を蓄えているので、熱伝導率が低い。
4)素肌にやさしい ・・・ 18種類のアミノ酸たんぱく質で出来ており、人間の皮膚の成分と似ている。
5)静電気が起こりにくい ・・・ 保湿性が高いため、水分により静電作用が起こりにくい。
6)太陽光に弱い ・・・ たんぱく質繊維のため、紫外線により表面劣化が起こり、黄ばみがでる。
7)シミが出来やすい ・・・ 水や汗などの水分に弱く、色物などは色落ちしてしまう。
8)摩擦に弱い ・・・ 繊維が細いため、摩擦などで切れてしまう。
9)比重は、1.30〜1.37 ・・・ セリシンを除いた綿糸は、1.25くらいで水より少し重い繊維ある。

絹の利用用途
シルクは、風合いや保温性、通気性、光沢性など様々な利点があり、ブラウスやシャツ、セーター、着物など高級衣料品に使用されています。また 、寝具など人の肌に触れる 製品にも高級素材として利用されています。保湿性をもつアミノ酸の効果を利用して、化粧品ではプロテイン配合シャン プーやシルクパウダーなどが作られています。 また、食品でも、クッキー、パン、うどんなどに使われています。